オリーブナース募集概要

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遠隔操作で患者の治療にあたる香川県のオリーブナースの取り組みと募集要項を紹介します。
あなたも地域の医療に貢献してみませんか?

遠隔操作でケアにあたらる看護師オリーブナース

遠隔医療近年ますます加速する医師・看護師不足。
また、そこから発生する医療格差は地方にとって深刻な問題となっています。

地域医療の水準を確保する意味でも、香川県で取り組んでいるのがインターネットを使った遠隔医療。

これは看護師が患者の家を訪ね、専用のノートパソコンを使って行うものです。

医師は病院にいたままパソコンを通して患者を診察し、看護師が患部をデジタルカメラで撮影してノートパソコンからデータを医師に送信、医師から返ってきた指示を受けて患者に注射や消毒をします。

このとき、遠隔操作に使用されるパソコンのシステムを「ドクターコム」と呼び、それを使って患者の患部などを処置する看護師のことを「オリーブナース」として県が育成に力を入れています。

県民からも親しまれている香川県の特産品のオリーブのように、地域住民に愛される存在になって欲しいという願いが垣間見えます。

オリーブナース研修と募集要綱

オリーブナースになるためには、所定の研修を修了しなければなりません。
オリーブナース研修実施要綱を紹介します。

オリーブナース研修実施要綱

【応募資格】

1.離島・へき地あるいは医療体制が困難な医療機関等に従事する者または予定の者
2.看護師資格取得後、5年以上の実務経験を有する者
3.eラーニング(インターネットを用いた自宅学習)の環境が準備できる者

【募集人員】

・20名程度

【研修内容】

1.eラーニング学習
2.ドクターコム(電子カルテ機能統合型テレビ会議)とK-MIX(香川遠隔医療ネットワーク)を用いた演習や実習

【必要経費】

1.受講料13,000円(eラーニング受講料)
2.全日程分駐車料 会員2,400円/非会員4,800円